初めてのお見合いが決まったとき、気になるのは会話だけではありません。
ホテルではどこで待てばよいのか。相手に会ったら何から話すのか。お茶代を支払うタイミングや、終了後の返事も確認しておきたいところです。
結婚相談所のお見合いには、一般的な初デートとは異なるルールがあります。ただし、当日の会話を細かく暗記する必要はありません。
前日までに会場と服装、相手のプロフィールを確認し、当日は待ち合わせから終了までの流れを把握しておく。それだけでも、判断に迷う場面を減らせます。
この記事では、初めて対面のお見合いをする40代男性に向けて、準備、会話、当日のマナー、終了後の返事までを順番に整理します。
なお、お見合いの運用は所属相談所や連盟によって異なります。IBJのルールを紹介する部分はその旨を明記しています。実際には所属相談所の案内を優先してください。
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結婚相談所のお見合いはどんな流れで進む?
結婚相談所では、お見合いが成立した後、相談所を通じて日時や場所を調整するのが一般的です。
当日は指定された会場で相手と会い、会話をして、終了後に相談所へ返事を伝えます。
まず、全体の順番を確認しておきましょう。

お見合いはどのくらいの時間を予定する?
IBJでは、お見合い時間は1時間前後が目安とされています。
ただし、会場への移動や待ち合わせ、会計もあるため、予定には余裕を持たせておきましょう。
会話が弾んでも、長く話し続けることが目的ではありません。
決められた時間の中で互いを知り、もう一度会いたいかどうかを考える機会です。
お見合い前日までに準備しておく5つのこと
仕事の予定が詰まっていると、服装や会場までの移動を当日まとめて確認したくなるかもしれません。
しかし、初めて行くホテルで待ち合わせ場所を探したり、直前になって連絡先が分からなくなったりすると、余計に慌ただしくなります。
前日までに、次の5項目を確認してください。
| 確認項目 | 準備すること |
|---|---|
| ① 日時・場所 | 開始時刻、ホテル名、階数、店舗名 |
| ② 移動・連絡 | 交通経路、所要時間、緊急連絡方法 |
| ③ 服装・持ち物 | 相談所の服装案内、靴、財布、支払手段 |
| ④ 身だしなみ | 髪、髭、口元、衣類のシワや汚れ |
| ⑤ プロフィール | 相手の情報、話題にできそうなこと |
日時・会場・待ち合わせ方法を確認する
ホテルの名前が分かっていても、待ち合わせ場所まで分かっているとは限りません。
同じホテルに複数のラウンジがある場合もあります。階数、店舗名、店内で待つのか入口で待つのかを確認してください。
初めて行く場所なら、駅からの経路も調べておきましょう。
もう一つ大切なのが、遅刻や待ち合わせの行き違いが起きたときの連絡方法です。
IBJでは当日緊急連絡機能が案内されていますが、ほかの相談所でも同じ仕組みとは限りません。
当日になって連絡先を探すことがないよう、相談所から届いた案内を事前に確認しておいてください。
服装・清潔感・持ち物を整える
IBJでは、男性のお見合いの服装として、紺やグレーのスーツ、ジャケットスタイルなどが推奨されています。
仕事帰りに参加する場合も、まずは所属相談所の案内に合っているかを確認します。
高価な服を新たに購入することより、現在の体型に合っているか、シャツに目立つシワがないか、靴が汚れていないかを確認する方が先です。
服装の組み合わせや会場に合う装いについて詳しく知りたい方は、別記事で整理しています。
髪や髭、口元、爪なども出発前に確認しておきましょう。普段の身だしなみで十分か迷う場合は、次の記事を参考にしてください。
また、財布や支払手段、スマートフォン、相談所から指定された持ち物も準備します。
スマートフォンには、会場の場所や緊急連絡方法を確認できるようにしておくと便利です。
相手のプロフィールを読み、話題を3つほど考える
お見合い前には、相手のプロフィールをもう一度確認しておきます。
休日の過ごし方、趣味、仕事への考え方などから、自分も話せそうな話題を3つ程度考えておきましょう。
IBJでも、プロフィールを事前によく読み、質問を3つ程度準備することが推奨されています。
ただし、質問をすべて使う必要はありません。
相手の返答によって話題が広がれば、そのまま話を続けて構いません。
なお、IBJではお見合い中にプロフィールを見ながら話すことはマナー違反と案内されています。気になる情報は事前に確認しておきましょう。
お見合い当日はどう動く?到着から会話を始めるまで
お見合いの当日は、会場に着いてから相手と会うまでが最初の迷いやすい場面です。
指定場所を確認し、相手を見つけたら挨拶する。最初の行動が分かっていれば、必要以上に身構えずに済みます。
会場に到着したら、待ち合わせ場所を確認する
IBJでは、お見合い開始の10分前に会場へ到着するよう案内しています。
初めて行くホテルなら、移動や館内で迷う時間も考えて出発するとよいでしょう。
会場に着いたら、相談所から指定された待ち合わせ場所へ向かいます。
相手を見つけたら、自分から名乗って挨拶します。
「はじめまして。〇〇です。本日はよろしくお願いします」
最初から長い自己紹介をする必要はありません。
相手かどうか判断できない場合は、思い込みで話しかけ続けるのではなく、相談所の案内や緊急連絡手段を確認してください。
席に着き、飲み物を注文する
席が予約されている場合は、店舗や相談所の案内に従って着席します。
予約席がない場合は、相手と合流してから入店することもあります。
飲み物を注文するときは、相手がメニューを選ぶ時間を急かさないようにします。
注文が済んだら、来店のお礼や当日の移動など、短い話題から始めて構いません。
例えば、
「今日はお時間をいただき、ありがとうございます」
と伝えてから、プロフィールで確認した休日の過ごし方などへ話題を移す方法があります。
最初の数分で結婚観や細かな条件をすべて確認しようとする必要はありません。
遅刻・相手が見つからない場合はどうする?
開始時刻に間に合わないと分かったら、早めに所属相談所が指定する方法で連絡します。
IBJでは、遅刻しそうな場合や定刻に相手と会えない場合、当日緊急連絡機能を利用するよう案内されています。
相手が見つからない場合も、まず指定された場所と時刻を再確認し、必要に応じて連絡してください。
自分の判断だけで別のラウンジへ移動したり、連絡をしないまま帰ったりすることは避けましょう。
また、体調不良などで当日のお見合いに参加できない場合、IBJでは所属相談所へすぐ電話で連絡するよう案内しています。所属相談所から別途指示がある場合は、その案内も確認してください。
IBJでは、成立後のお見合いは原則として取り消せず、キャンセルには所定の料金が発生します。
当日15分以上の遅刻によってお見合いが不可能と相手が判断した場合なども、当日キャンセルの扱いになる条件に含まれます。
金額や具体的な対応は所属相談所の案内を確認してください。
重要なのは、遅れそうなことが分かった段階で連絡することです。
初めてのお見合いでは何を話す?会話と質問の進め方
お見合いでは、相手の情報をある程度知った状態で初めて会うことになります。
プロフィールに書かれていることを順番に質問するより、その内容から会話を始め、相手の返答に合わせて話を広げていく方が、互いのことを知る時間になります。
最初はプロフィールの話題から始める
例えば、相手のプロフィールに休日は料理をして過ごすことが多いと書かれていた場合です。
「休日は料理をされることが多いんですね。最近はどんなものを作られましたか」
相手が答えてくれたら、その内容に反応します。
「そうなんですね。私は簡単なものしか作りませんが、休日に少し時間をかけて料理することがあります」
自分の話も少し加えることで、質問する側と答える側が固定されにくくなります。
ただし、こうした言葉をそのまま暗記する必要はありません。
相手が話しやすそうな内容を選び、自分にも話せることがあれば自然に伝える程度で十分です。
質問だけを続けず、相手の返答を受けて話す
質問をいくつも準備していても、相手の答えを聞かずに次へ進む必要はありません。
例えば、旅行の話題で相手が楽しかった場所を教えてくれたなら、すぐに別の質問へ移るより、その場所の何がよかったのかを聞いてみる方法があります。
反対に、相手が短く答えた場合や話しにくそうな様子があれば、無理に掘り下げず話題を変えて構いません。
仕事についても同じです。
仕事内容を知ることと、勤務先の詳細や収入を細かく尋ねることは別です。
初回から確認する必要のないことまで質問しないようにしましょう。
結婚観は初回でどこまで話す?
結婚相談所のお見合いなので、結婚に関する話題を避ける必要はありません。
ただし、初回で家計、家事、住む場所、働き方などの条件を一つずつ確認することが、常に適切とは限りません。
例えば、相手が休日は自宅で過ごすことが多いと話していた場合です。
「私も仕事のある日は忙しいので、休日にゆっくり過ごせる時間は大切にしています」
と自分の考えを伝えれば、相手が生活のペースについて話すきっかけになるかもしれません。
そこから将来の生活について話が広がることもあります。
一方、相手がまだその話題に踏み込もうとしていないなら、答えを急がせる必要はありません。
自分にとって重要な条件がある場合は、初回のお見合いで確認すべきことか、交際に進んでから話すことかを担当カウンセラーと相談する方法もあります。
また、IBJでは、過去の恋愛や所属相談所、ほかのお見合い相手についての話題を避けるよう案内しています。
相手がほかに何人と会っているか、これまでの婚活がうまくいかなかった理由などを尋ねることは控えましょう。
会話が途切れたときはどうする?
会話が一度途切れたからといって、慌てて次の質問を出す必要はありません。
相手が考えている様子なら、少し待ちます。
直前の話題に戻れるなら、そこから一つ質問を加えても構いません。
それが難しければ、プロフィールで確認した別の話題に移ります。
例えば、仕事の話が一段落したら、
「お休みの日は、外に出かけることが多いですか」
と聞くこともできます。
会話を途切れさせないことだけを目標にすると、相手が話す時間まで埋めてしまうことがあります。
相手が答えやすい間を残しながら、自分も話す。それくらいの進め方を意識してください。
初めてのお見合いでは、準備した質問を全部使うことが目的ではありません。
一つの話題が広がったら、そのまま話して構いません。話題が変わっても問題ありません。
会話を盛り上げようとすること以上に、相手について知りたいことを聞き、自分の考えも伝えられる時間にすることを重視しましょう。
お見合いで守りたいルールと基本マナー
結婚相談所のお見合いでは、自分の判断だけで決めない方がよいことがあります。
特に連絡先交換、次のデートの約束、お茶代、返事の方法は、所属相談所のルールを確認する必要があります。
連絡先交換と次の約束は相談所のルールに従う
IBJでは、お見合い中に本人同士が直接連絡先を交換することは禁止されています。名刺交換も含まれます。
また、交際が成立する前に、直接食事やデートの約束をすることも禁止されています。
相手と話が合い、もう一度会いたいと思っても、その場で次の日程を決めるのではなく、終了後に相談所を通じて希望を伝えます。
これは、一般的なマッチングアプリの初デートとは異なる点です。
公式ルールと一般的な配慮を区別する
次の表は、IBJが公開しているルール・マナーと、Bridge Note編集部による実践提案を分けたものです。
| 項目 | 区分 | 当日の対応 |
|---|---|---|
| 本人同士の直接連絡先交換 | IBJの禁止事項 | 名刺交換を含め行わない |
| 交際成立前の直接のデートの約束 | IBJの禁止事項 | 相談所を通じて希望を伝える |
| 女性のお茶代 | IBJのルール | 男性が支払う |
| お見合いの時間 | IBJの目安 | 1時間前後を意識する |
| プロフィールを見ながらの会話 | IBJのマナー | 事前にプロフィールを読む |
| 不要なスマートフォン操作 | 編集部の実践提案 | 会話中の操作を控える |
表にあるIBJのルールを、すべての結婚相談所に共通するものとして扱わないでください。
特にお茶代や連絡先交換の方法は、所属相談所の最新の案内を確認してください。
また、スマートフォンを使用する必要がある場合でも、相手に一言断ってから操作するなど、目の前の会話を妨げないよう配慮するとよいでしょう。
お見合いの終わり方と返事の進め方
会話が続いていると、どこで終えればよいか迷うことがあります。
終了時には、お礼を伝え、会計を済ませ、相手と別れます。
交際を希望するかどうかは、その場で二人が決めるのではなく、終了後に相談所へ返事を伝えます。
お見合いを終えるタイミングと会計
IBJでは、お見合いを1時間前後で切り上げることが目安です。
会話が一段落したところで時間を確認し、自然に締めくくりましょう。
「今日はお話しできてよかったです。ありがとうございました」
もう一度会いたい気持ちがある場合には、その気持ちを言葉にすることもできます。
IBJでも、相手に好意や感謝を伝えることは推奨されています。
ただし、気持ちを伝えることと、その場で次のデートを約束することは別です。
相手に返事を求めたり、次に会う日時を決めたりすることは避けてください。
会計は、IBJでは男性が女性のお茶代を負担するルールです。
レジでの支払い方などは店舗の案内に従い、済んだら相手にお礼を伝えて別れます。
お見合い後の返事はいつ・誰に伝える?
IBJでは、お見合い後の返事は相手本人ではなく、担当カウンセラーへ伝えます。
会員からの返事については、できれば当日中、遅くとも翌日の午後1時までと案内されています。
実際の報告方法は、所属相談所のシステムや指示に従ってください。
双方が交際を希望した場合は、相談所を通じて連絡先が共有され、次の段階へ進みます。
一方、自分が交際を希望しても、相手の希望が一致しなければ仮交際には進みません。
もう一度会いたいか迷ったときの考え方
初めて会った相手について、短い時間ですべてを判断するのは難しいこともあります。
返事に迷ったら、会話が盛り上がったかどうかだけではなく、次の3点を振り返ってみてください。
- 相手について、もう少し知りたいと思うことがあったか
- 自分にとって重要な条件や価値観について、明確に気になる点があったか
- もう一度会えば確認できそうなことが残っているか
もう少し話してみたいと思うなら、仮交際を希望することも選択肢です。
一方、受け入れられないと感じた点や安全面の不安がある場合は、無理に交際を希望する必要はありません。
迷いが残る場合は、返事の期限を確認したうえで担当カウンセラーに相談してください。
初回のお見合いは、結婚するかどうかを決める場ではありません。次にもう一度会ってみたいかを判断する段階です。
初めてのお見合いでよくある質問
手土産は用意した方がよい?
初回のお見合いで、必ず手土産を持参しなければならないという共通ルールは確認できません。
相談所や地域ごとに案内や慣習が異なる場合があるため、迷ったら担当者に確認してください。
事前に指定がなければ、手土産を選ぶことより、日時や待ち合わせ場所などの基本事項を優先して準備しましょう。
担当カウンセラーが同席する場合もある?
あります。
IBJの公式案内でも、相談所によっては待ち合わせ時の引き合わせや、カウンセラーによる紹介・同席が行われる場合があると説明されています。
同席者のお茶代についても事前確認が必要な場合があります。
自分のお見合いに同席があるかどうかは、所属相談所へ確認してください。
オンラインお見合いも同じ流れ?
オンラインでは、会場への移動や店舗での会計はありません。
一方、事前準備、挨拶、会話、終了後の返事という基本的な段階は共通する部分があります。
ただし、接続方法、本人確認、通信トラブル時の対応などは利用するシステムによって異なります。
オンラインの場合は、所属相談所が指定する接続手順や注意事項を確認してください。
お見合いで相手から連絡先を聞かれたら?
IBJでは、本人同士の直接連絡先交換は禁止されています。
相手から聞かれた場合も、相談所を通じて連絡する仕組みであることを丁寧に伝えましょう。
利用する相談所のルールが異なる場合は、その案内に従ってください。
まとめ|初めてのお見合いは前日の確認から
初めてのお見合いでは、すべての質問や会話を準備する必要はありません。
まず確認したいのは、日時と待ち合わせ場所、緊急連絡方法、服装、相手のプロフィールです。
当日は余裕を持って到着し、相手の話を聞きながら、自分のことも少しずつ伝えていきましょう。
終了後は所属相談所の決められた方法で返事をします。
お見合いの日程が決まっている方は、まず前日準備の5項目を確認し、まだ準備できていないことから整えてみてください。

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