結婚相談所の連盟・会員ネットワークとは?IBJ・TMS・CONNECT-ship・SCRUMの違い

結婚相談所の連盟・会員ネットワークの違いを表した図

結婚相談所を比較していると、IBJ加盟、TMS、CONNECT-ship、SCRUMといった名称を目にすることがあります。

さらに、会員数10万人以上、複数ネットワーク対応などの数字や表記が並ぶと、会員数が多い相談所を選べばよいようにも見えます。

ただし、ここは少し注意が必要です。

結婚相談所によって、相手を探すために利用する会員ネットワークは異なります。また、公式サイトに掲載されている会員数も、登録会員、活動会員、提携先を含む人数など、同じ基準で数えられているとは限りません。

複数のネットワークに対応していても、同じ会員が両方に登録されていれば人数は重複します。

そのため相談所を比較するときは、

会員が何万人いるか

だけではなく、

・その数字は何を表しているのか
・自分が実際に利用できるネットワークはどこか
・希望する地域や年代の相手を探せるか
・毎月何人へ申し込めるか

まで確認する必要があります。

この記事では、IBJ、TMS、CONNECT-ship、SCRUMの違いを整理しながら、相談所に表示されている会員数や複数ネットワーク対応をどう読めば、自分の候補を絞れるのかを確認します。

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目次

結婚相談所の連盟・会員ネットワークとは

結婚相談所に入会したからといって、その相談所が直接集めた会員だけから相手を探すとは限りません。

多くの結婚相談所は、連盟や会員ネットワークなどの仕組みに参加しています。

そのため、自分が入会した相談所とは別の加盟相談所に所属する会員とも、お見合いを組める場合があります。

たとえばIBJでは、加盟相談所で会員データベースを共有し、異なる加盟相談所に所属する会員同士でもお見合いできる仕組みを採用しています。

相談所と会員ネットワークの関係

基本的なイメージは次のとおりです。

読者
↓
入会した結婚相談所
↓
その相談所が利用する連盟・会員ネットワーク
↓
別の加盟相談所に所属する会員
↓
お見合い

つまり、相談所の規模だけを見ても、実際にどの範囲から相手を探せるかは分かりません。

反対に、複数のネットワーク名が掲載されていても、すべてを同じプランで使えるとは限りません。

相談所名と会員ネットワークは分けて見る必要があります。

結婚相談所から連盟・会員ネットワークを通じて別の相談所に所属する会員とお見合いする流れ

IBJ・TMSとCONNECT-ship・SCRUMは厳密には同じ仕組みではない

読者向けの記事では、IBJ、TMS、CONNECT-shipなどをまとめて結婚相談所の連盟と紹介しているケースがあります。

全体像を理解するには便利ですが、厳密には同じ仕組みではありません。

IBJは結婚相談所ネットワークを形成する連盟組織で、TMSは全国結婚相談事業者連盟です。

一方、CONNECT-shipは婚活事業者間で会員を相互紹介するプラットフォームです。

SCRUMは、全国の結婚相談所をつなぐデータ連携サービスです。異なる連盟などのデータベースを連携し、相談所間で会員を紹介できる仕組みになっています。

この記事では分かりやすさを優先して連盟・会員ネットワークとまとめて表現しますが、4つが同じ種類の組織という意味ではありません。

IBJ・TMS・CONNECT-ship・SCRUMの違いを簡単に整理

まずは4つの位置づけを整理します。

名称位置づけ主な仕組み一般利用者の利用方法
IBJ結婚相談所ネットワーク・連盟組織加盟相談所で会員データベースを共有IBJ加盟相談所へ入会して利用
TMS結婚相談事業者の連盟加盟相談所をつなぎ、活動基盤を提供TMS加盟相談所へ入会して利用
CONNECT-ship会員相互紹介プラットフォーム参加する婚活事業者間で会員を相互紹介対応する婚活事業者を通じて利用
SCRUMデータ連携サービス異なる連盟などのデータベースを連携SCRUMを利用する相談所を通じて利用

重要なのは、どれが優れているかではありません。

自分が検討している相談所から、どの仕組みをどの条件で利用できるのかを見るための違いです。

IBJ|加盟相談所で共通のデータベースを利用

IBJは株式会社IBJが運営する結婚相談所ネットワークです。

加盟相談所で会員データベースを共有しているため、自分が入会した相談所とは別のIBJ加盟相談所に所属する会員とも、お見合いを組めます。

2026年7月15日時点で、IBJは登録会員数110,482名、加盟相談所4,797社を公表しています。

ただし、110,482名という数字だけで入会する相談所を決めるのは早いでしょう。

同じIBJの会員基盤を利用していても、相談所によって料金、申込み可能数、担当者からの紹介、面談などのサービス内容は異なります。

IBJ加盟という情報は、相談所を比較するときの一つの確認項目です。

TMS|全国の加盟相談所をつなぐ連盟

TMSは全国結婚相談事業者連盟です。

2026年7月時点で加盟店数は1,422店と公表されています。

TMSを理解するときに注意したいのが、TMS会員と、TMS加盟相談所から利用できる会員ネットワークの人数を分けることです。

TMSでは2026年7月時点で、TMS会員47,183名を含むSCRUM登録会員68,406名と、CONNECT-ship有効会員14,797名が案内されています。

つまり、TMSという一つの名前だけで活動範囲を判断するのではなく、相談所がどのネットワークを利用し、自分のプランでどこまで使えるのかを確認する必要があります。

CONNECT-ship|婚活事業者間で会員を相互紹介する仕組み

CONNECT-shipはタメニー株式会社が運営する、婚活事業者間で会員を相互紹介するプラットフォームです。

一般ユーザーがCONNECT-shipそのものへ直接入会するのではなく、対応する結婚相談所や婚活事業者を通じて利用します。

複数の事業者が会員を相互紹介することで、それぞれの事業者だけでは接点のなかった会員との出会いにつなげる仕組みです。

相談所のサイトにCONNECT-ship対応と書かれている場合は、利用できるかどうかだけでなく、対象プランや申込み条件まで確認すると活動内容を判断しやすくなります。

SCRUM|異なる連盟などをつなぐデータ連携サービス

SCRUMは全国の結婚相談所をつなぐデータ連携サービスです。

異なる結婚相談所連盟などのデータベースを連携し、共通の活動ルールのもとで会員を紹介できる仕組みが採用されています。

2026年7月時点のSCRUM登録会員数は68,406名、利用相談所数は2,016店です。

ここで覚えておきたいのは、登録会員数の定義です。

SCRUMでは、活動中だけでなく、交際中や休会中の会員も登録会員数に含まれます。

数字の大きさだけではなく、その数字が何を表しているのかを確認する必要があることが分かりやすい例です。

IBJ、TMS以外にも、BIU、JBA、NNRなど複数の連盟があります。

ただし、相談所選びの段階ですべての名称を覚える必要はありません。

まずは、自分が検討している相談所がどのネットワークを利用しているのかを確認すれば十分です。

会員数10万人なら10万人全員と出会えるわけではない

結婚相談所を比較するとき、最も目に入りやすい数字の一つが会員数です。

10万人と5万人なら、10万人の方が相手を見つけやすそうに感じるかもしれません。

しかし、この比較だけでは判断できません。

見るべきなのは、人数と一緒に書かれている数字の定義です。

登録会員数と実際に活動できる人数は違う場合がある

会員数という言葉には複数の意味があります。

たとえばSCRUMの68,406名は登録会員数であり、活動中だけでなく交際中と休会中の会員も含みます。

そのため、

68,406名いる
↓
68,406名全員へ現在申し込める

とは解釈できません。

一方で、CONNECT-shipについてTMSが掲載している14,797名は有効会員数という表現です。

別の意味を持つ数字を、同じ会員数としてそのまま大小比較するのは適切ではありません。

公式サイトで数字を見るときは、

・登録会員数なのか
・活動会員数なのか
・紹介可能人数なのか
・提携先を含む数字なのか

を一緒に確認します。

複数ネットワークの数字には重複がある場合がある

もう一つ注意したいのが重複です。

TMSでは、2026年7月時点で、

SCRUM登録会員68,406名
CONNECT-ship有効会員14,797名

と案内されています。

しかし、SCRUMとCONNECT-shipには8,155名の重複があることも明記されています。さらにSCRUM登録会員数にはTMS会員47,183名が含まれています。

したがって、

68,406人+14,797人

という計算だけで、重複のない独立した会員が83,203人いるとは判断できません。

複数ネットワーク対応という表記を見るときは、

ネットワークの数

よりも、

実際にどの範囲の会員へアプローチできるのか

を確認する方が実用的です。

紹介可能人数と連盟単体の会員数を分けて見る

相談所によっては、

自社会員
加盟連盟の会員
提携ネットワークの会員

などを合わせて、紹介可能会員数として掲載することがあります。

その数字が間違いという意味ではありません。

ただし、

ある連盟単体の登録会員数

と、

複数ネットワークを利用した相談所の紹介可能人数

は別の数字です。

比較表で横に並んでいても、数字の定義が違えば単純な順位にはできません。

表示される数字確認したいこと
登録会員数休会中・交際中などを含むか
活動会員数・有効会員数どの状態を対象としているか
紹介可能会員数他ネットワークを含むか
複数ネットワーク合計同じ会員の重複がないか
全国会員数希望地域・年代の人数を判断できるか
Bridge Note編集部より

会員数を見るときは、数字の大きさより先に、何を数えた人数なのかを確認します。そのうえで、希望する地域・年代の候補と、自分のプランで実際に何人へ申し込めるかまで見ると、相談所同士を比較しやすくなります。

複数ネットワーク対応なら候補は増えるのか

複数の会員ネットワークを利用できれば、一つだけ利用する場合より相手を探す範囲が広がる可能性があります。

ただし、

3ネットワーク対応だから出会いも3倍

という意味ではありません。

見るべきなのはネットワークの数ではなく、自分の活動条件です。

相手を探せる範囲が広がる可能性はある

それぞれのネットワークに異なる会員が登録されていれば、複数のネットワークを利用することで候補が広がる可能性があります。

特に希望地域の登録者が限られる場合や、希望する年代の候補を広げたい場合には、利用できるネットワークが複数あることが比較材料になります。

ただし、全国の総人数から自分の候補数を判断することはできません。

希望する地域と年代まで絞って確認する方が、実際の活動をイメージしやすくなります。

利用条件と申込み上限を見る

もう一つ見落としたくないのが、毎月の申込み可能数です。

仮に10万人以上の会員基盤があっても、自分が毎月申し込める人数には相談所やプランごとの上限があります。

相手候補の母数と、自分が実際に動ける活動量は分けて考えます。

複数ネットワーク対応の相談所を比較するときは、

・どのネットワークを利用できるか
・追加料金は必要か
・毎月何人へ申し込めるか

まで確認すれば、ネットワーク数だけで比較するより入会後の活動をイメージしやすくなります。

40代男性はネットワークを見るとき3つを確認する

IBJかTMSかという連盟名だけで、40代男性に向く相談所を決めることはできません。

同じネットワークを使っていても、実際の活動条件は相談所によって変わるからです。

40代から相談所を比較するなら、ネットワーク情報を次の3つに置き換えて確認します。

1.希望する地域・年代に候補がいるか

全国の会員数は、ネットワーク規模を見る材料にはなります。

ただし、自分が活動する地域や希望する相手の年代まで絞ると状況は変わります。

40代男性であれば、単純な全会員数より、自分が希望する年代の女性がどの程度活動しているかを確認した方が実際の候補を考えやすくなります。

IBJやSCRUMでは年齢構成のデータも公開されていますが、すべてのネットワークで同じ粒度の情報が公開されているわけではありません。

公開情報だけで分からなければ、相談所へ希望地域と年代を伝えて確認します。

2.自分のプランで使えるネットワークはどこか

相談所のトップページに複数のネットワーク名やロゴが並んでいても、それだけで活動内容は確定しません。

確認したいのは、

・基本料金で利用できるのか
・上位プランだけなのか
・追加料金が必要なのか

という部分です。

複数ネットワーク対応という表記を、自分が利用しないプランまで含めて評価しないことがポイントです。

3.毎月何人まで申し込めるか

会員数を見るときに、セットで確認したいのが申込み可能数です。

相手候補が多くても、実際に申し込める人数が自分の活動ペースに合っていなければ、その規模を十分に使えるとは限りません。

逆に、会員総数が最大でなくても、希望条件に近い候補が一定数いて、自分に必要な申込み数を確保できる相談所なら比較対象になります。

何万人いるか

から、

自分は毎月何人に申し込めるか

へ視点を変えると、相談所を比較しやすくなります。

連盟の違いが分かったら相談所そのものを比較する

会員ネットワークを確認できたら、次は相談所そのものを比較します。

同じIBJを利用する相談所でも、申込み可能数、料金、面談、担当者の支援内容は同じではありません。

まだ相談所を絞れていない場合は、連盟名だけで候補を決めず、自分に必要なサポートや予算、活動方法まで含めて比較してください。

👉 40代男性の結婚相談所の選び方を確認する

まとめ|連盟名より実際に使える活動条件を見る

IBJ、TMS、CONNECT-ship、SCRUMは、相談所を越えて相手を探すための重要な仕組みですが、すべてが同じ種類の連盟ではありません。

また、会員数も登録会員、活動会員、提携ネットワークを含む人数など定義が異なります。

相談所を比べるときは、数字の大きさだけではなく、

・希望地域・年代に候補がいるか
・自分のプランでどのネットワークを使えるか
・毎月何人へ申し込めるか

まで確認します。

そこまで分かったら、次は料金やサポートを含めて相談所そのものを比較する段階です。

連盟名や会員数だけで候補を決めず、入会後に自分がどのように活動できるのかまで確認してから相談所を選びましょう。

まだ相談所を絞れていない場合は、連盟名だけで候補を決めず、自分に必要なサポートや予算、活動方法まで含めて比較してください。

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この記事を書いた人

Bridge Note編集部は、『大人の出会いと婚活』をテーマに、30〜40代へ信頼できる情報を届ける編集メディアです。マッチングアプリや婚活サービスの情報を中立的な視点で調査・比較し、一人ひとりが自分に合った選択ができるようサポートします。

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